浄化槽は型式、人槽などはさまざまですが、構造上の基準が法律で定められています。しかし経年劣化や機械の消耗で槽自体が破損したり、付帯設備が故障したりして本来の能力が発揮されなくなります。
そうなった浄化槽の機能を回復するために症状に合った処置を施します。
浄化槽本体
浄化槽はほとんど地下に埋設されいるため地盤の影響を少なからず受けるもので、土圧等で変形や躯体、内部の仕切り板に亀裂が入ることがあります。そうなると汚水が外に漏洩したり、汚水の処理に悪い影響を与えることになります。使用状況によってはスカム、汚泥の蓄積で整流板を変形させることもあります。
付帯設備
浄化槽にはポンプや送風機といった付帯設備があり、浄化槽にとって欠かすことのできない重要な単位装置です。これらに異常があると浄化槽の機能にも重大な影響がでたり、臭気がしたり、排水できなくなる恐れがあります。